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中央検査部のご紹介

「迅速・正確・精度を重視し、さらに親切丁寧であること」を基本方針とし日々の検査業務に取り組んでいます。

府中病院 中央検査部では各診療科から依頼される様々な検査を実施しています。現在、検査を担当する臨床検査室には血液・凝固検査、生化学・免疫検査、一般検査、輸血検査、細菌検査、病理検査からなる検体検査部門と、心電図検査、呼吸機能検査、超音波検査などからなる生理検査部門および採血部門があります。それぞれ専門知識をもった臨床検査技師が担当し、検査データのチェックは臨床検査専門医が担当しています。このように高度な専門的技術に裏付けられた検査結果を報告することで府中病院全体の医療レベル向上に貢献しています。

さらに、精度管理にも注力し毎年、日本医師会精度管理調査、大阪府医師会精度管理調査、日本医師会精度管理調査に参加し98点以上を維持することができ対外的にも認められた結果となっています。

また、長年に渡り良好な成績を収めていることから大阪府医師会からは優秀臨床検査室、日本臨床検査技師会からは精度保証施設認証を受けています。

学術面においても各種認定資格を積極的に取得し、検査の質向上に努めています。

臨床検査では常に正確かつ迅速な検査が要求されることから「迅速・正確・精度を重視し、さらに親切丁寧であること」を心がけて日常検査業務に取り組んでいます。

今後も、検査の質向上維持と検査データの信頼性向上を目指し専門的な認定資格の取得や精度管理の継続的な改善を行い、臨床医および患者さんへの良質な医療サービス(良質な検査データの提供)に努めて参ります。

中央検査部の特色

患者さん目線に立って、いち早く検査結果が報告できるよう取り組んでいます。

基準値と解説

院内実施項目および基準値一覧
生化学検査
項目名項目略称基準値単位
総蛋白TP6.7-8.3g/dl
アルブミンALB3.8-4.9g/dl
A/G比A/G1.00-2.00
ASTAST8-38IU/l
ALTALT4-44IU/l
ALPALP104-338IU/l
γ-GTγ-GT16-73IU/l
コリンエステラーゼChE185-431IU/l
ナトリウムNa136-147mEq/l
カリウムK3.5-5.1mEq/l
クロ-ルCL96-107mEq/l
カルシウムCa8.8-10.2mg/dl
無機リンIP2.5-4.5mg/dl
FeM 54-181μg/dl
F 43-172
BUNBUN8.0-20.0mg/dl
クレアチニンCREM 0.50-1.00mg/dl
F 0.20-0.80
尿酸UAM 3.4-7.8mg/dl
F 2.4-5.6
中性脂肪TGL45-149mg/dl
総コレステロ-ルTCH125-219mg/dl
HDLコレステロールHDL-C40以上mg/dl
LDLD106-211IU/l
LDLコレステロールLDL-C70-139mg/dl
CKCKM 56-244IU/l
F 43-165
CK-MBCK-MB15以下IU/l
アミラ-ゼAMY43-116IU/l
リパーゼリパーゼ13-49IU/l
総ビリルビンT-BI0.22-1.20mg/dl
直接ビリルビンD-BI0.05-0.30mg/dl
間接ビリルビンIND-BI0.17-0.90mg/dl
アンモニアアンモニア75以下μg/dl
血糖血糖70-110mg/dl
ヘモグロビンA1cHbA1c4.3-5.8%
グリコアルブミンGALB12.4-16.3%
尿Na 1日量尿NAD70-250mEq/DAY
尿Cl 1日量尿ClD70-250mEq/DAY
尿K 1日量尿KD25-100mEq/DAY
尿Ca 1日量尿CAD0.1-0.3g/DAY
尿P 1日量尿PD0.5-1.0g/DAY
尿BUN 1日量尿BUND43753g/DAY
尿クレアチニン 1日量尿CRD0.5-1.5g/DAY
尿UA 1日量尿UAD0.4-1.2g/DAY
尿アミラーゼ 1日量尿AMY<700IU//l
トロポニンIトロポI<0.03mg/ml
内分泌学的検査
項目名項目略称
基準値
単位
BNPBNP18.4以下pg/ml
FreeT3F-T31.71-3.71pg/ml
FreeT4F-T40.70-1.48ng/dl
TSHTSH0.35-4.94μU/ml
エストラジオールE2月経正常卵胞期 21-251pg/ml
排卵期 38-649
黄体期 21-312
閉経後 <10-44
M 11-44
プロゲステロンProg月経正常卵胞期<0.1-0.3ng/ml
黄体期 1.2-15.9
閉経後 <0.1-0.2
M <0.1-0.2
LHLH月経正常卵胞期2.89-21.72mIU/ml
中間期ピーク 18.06-90.23
黄体期 0.80-16.18
閉経後 1.78-92.10
M 1.26~8.75
FSHFSH月経正常卵胞期3.35-21.63mIU/ml
中間期ピーク 4.97-20.82
黄体期 1.11-13.99
閉経後 2.58-150.53
M 1.37~13.58
プロラクチンPRLM 2.58-18.12ng/ml
F 1.20-29.93
腫瘍関連検査
項目名項目略称基準値単位
AFPAFP10以下ng/ml
CEACEA5.0以下ng/ml
CA19-9CA19-937以下U/ml
前立線特異抗原PSA4.00以下ng/ml
PSA F/T比PSAF/T25以上
ウイルス感染症検査
項目名項目略称基準値単位
HBs抗原HBS AG(-) 0.05未満IU/ml
HBs抗体HBS AB10未満mIU/ml
HBe抗原HBE AG(-) 1.00未満S/CO
HBe抗体HBE AB(-) 50.00未満%
HCV抗体HCV-AB(-) 1.00未満S/CO
免疫学的検査
項目名項目略称基準値単位
CRP(定量)CRP0.30以下mg/dl
RFRF15以下IU/ml
IgGIgG870-1700mg/dl
IgAIgA110-410mg/dl
IgMIgM35-220mg/dl
血中β2-MGB2-MG2.0 以下mg/l
フェリチンフェリチンM 22-275ng/ml
F 5-204
RPRRPR-LA(-) 1.0未満R.U
TPLATPLA(-) 10.0未満T.U
薬物検査
項目名基準値(治療濃度範囲)単位
ジゴキシン0.9-2.0ng/ml
テオフィリン10-20μg/ml
シクロスポリンng/ml
タクロリムスng/ml
バンコマイシンPeak 9-20μg/ml
Trough 10以下
メトトレキサートμmol/l
血液学的検査
項目名
項目略称基準値単位
末梢血液一般白血球数WBC37.0-94.0×10^2/μl
赤血球数RBCM 431-571×10^4/μl
F 375-505
ヘモグロビンHGBM 13.5-17.5g/dl
F 11.0-15.0
ヘマトクリットHCTM 40.0-52.0
F 34.0-45.0
MCVMCVM 83.0-101.0fl
F 80.0-100.0
MCHMCHM 28.0-35.0Pg
F 26.0-34.0
MCHCMCHCM 31.0-37.0
F 31.0-36.0
血小板数PLT13.0-35.0×10^4/μl
白血球分画好塩基球BASO0-1
好酸球EOSIN1.0-5.0
桿状核球STAB3.0-6.0
分葉核球SEG45.0-55.0
リンパ球LYM25.0-45.0
単球MONO4.0-7.0
網状赤血球RETI3.0-11.00/00
出血時間BT2'00-5'00分.秒
PT時間PT-S10.5-13.5
活性値PT%70-130
比率PT-R0.85-1.15
INRPT-INR
APTTAPTT-S27.0-40.0
FDPFDP<10.0μg/ml
フィブリノゲンFIB170.0-410.0mg/dl
ヘパプラスチン活性HPT%70.0-130.0
毛細血管抵抗R-L(-)
AT-ⅢAT-Ⅲ79.0-121.0
トロンボテストTT70.0以上
DダイマーD-D1.0未満μg/ml
輸血関連検査
項目名基準値単位
不規則抗体(-)
直接クームス試験(-)
間接クームス試験(-)
ABO式血液型
Rho(D)血液型
一般検査
項目名
基準値単位
尿定性ウロビリノーゲン(±)
潜血(-)
(-)
蛋白(-)
PH5.0-7.5
ケトン体(尿中)(-)
ビリルビン(尿中)(-)
亜硝酸塩(尿中)(-)
尿糖定量(尿糖定)2-20mg/dl
尿糖定量 1日量40-85mg/DAY
尿蛋白定量mg/dl
尿蛋白定量 1日量20-120mg/DAY
尿比重1.006-1.030
PSP(15分値)25以上%
便中ヒトヘモグロビン(-)
迅速キット診断検査
項目名基準値単位
鼻腔インフルエンザA(-)
鼻腔インフルエンザB(-)
A群溶連菌迅速検査(-)
糞便中ロタウィルス抗原(-)
アデノウイルス抗原検査(-)
尿中肺炎球菌莢膜抗原(-)
尿中レジオネラ抗原(-)
マイコプラズマ抗体(-)

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スタッフ紹介

西本 憲一
西本 憲一
中央検査部

診療実績

学術業績

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