退院後の生活を見据えて
退院後の安心を~自宅訪問とストーマ外来~
治療のため人工肛門を造った患者さんには、入院中からボディイメージの変化による精神的サポートやライフスタイルに合わせた自己管理方法指導などを行い、習得してから退院となります。
しかし、実際の生活の中で起こった問題や疑問に対し、病棟看護師がご自宅に伺い、共に解決方法を考えていきます。その他にも外来の皮膚・排泄ケア認定看護師と共にストーマ外来を担当し、スキントラブルや合併症の早期発見などを行い、安心して生活を送っていただけるような支援を行っています。
その人らしい最期を迎えるために
患者さん・ご家族・医療スタッフがどれだけ頑張っても、残念な結果を迎えることがあります。
しかし、後悔が残る経過にだけはならないよう本人やご家族の思いを聴き、最期の時間を共に過ごせるような関わりを行っています。そのために主治医や病棟スタッフだけでなく、多職種で構成される緩和ケアチームと協働しながら、その人らしい最期を迎えるための話し合いを行います。