ナスバ委託病床とは

独立行政法人自動車事故対策機構(ナスバ)の委託により運営する病床です。
自動車事故による脳損傷で重度の後遺症が残り、治療と常時の介護を必要とする患者さんを対象に、適切な治療と看護を提供する病床です。

府中病院では

2025年4月からナスバ委託病床を運営しています。
近畿地区では唯一の委託病床であり、同地区で入院治療を必要とする患者さんを受け入れ、一日も早い社会復帰の可能性を追求しながら、最良の治療と看護を提供します。

患者さんとご家族へのサポート体制の紹介

チーム医療の実践

CTやMRIなどで脳機能を評価し治療計画を立てます。医師、看護師、リハビリ担当者、管理栄養士、薬剤師、医療ソーシャルワーカーが情報を共有し、患者さんの療養生活をチームでサポートします。

リハビリテーション

患者さんの状態に合わせて、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が専門的にアプローチします。トレーニングを継続して、残存する機能の維持と拡大を図ります。

看護体制

ナスバが推奨する「プライマリーナーシング方式」と併せ「セカンドナース」による看護を提供します。また、日常生活において「五感」を刺激して、患者さんの持てる「力」を引き出し、回復に向けた支援をおこないます。

療養環境

気候や季節の移り変わり、一日の時間の流れが感じられるなど、生活リズムに刺激が得られるような療養環境の提供をめざしています。

お問い合わせ

入院の受付は随時おこなっています。
地域医療連携室 TEL.0725-43-1234(代)

スタッフ紹介

リハビリテーション科

脳神経外科

成瀬 裕恒
成瀬 裕恒
脳神経外科部長