内科系から外科系まで、4つの診療科を有する病棟です

当病棟は4つの診療科を有しており、主に腎不全や腎・泌尿器悪性腫瘍を中心に、眼瞼下垂や褥瘡など形成外科疾患の患者さん、誤嚥性肺炎や尿路感染症のある高齢の患者さんが入院されている病棟です。術後の管理を始め創傷治療や、血液透析・腹膜透析の治療を行なっています。病床数は43床で、うち1床は陰圧管理ができる個室があります。私たちは、入院時に患者さんやご家族のご要望を確認し、退院後の生活を見据えたケアや指導ができるよう学会や研修会に参加するなど教育にも力を入れ、安全安心な看護を提供できるように心がけています。

退院後の安心を目指して、一人一人に必要な看護を

当病棟では、在宅生活を安全に安心してお過ごしいただくために、多職種とカンファレンスを行い入院中の患者さんの情報を共有し、在宅生活で必要とされる医療や福祉サービスの調整を行っています。また必要な場合は、患者さんの退院後に看護師がご自宅を訪問し、在宅生活でお困りな事や不安な事が無いかを確認しております。入院中では分からなかった事や気にならなかった事でも、ご自宅でお過ごしいただく中で問題が発生する場合があります。

そのような場合でも、看護師と共に考え工夫することで、患者さんやご家族の不安を軽減できるように努めています。特に腹膜透析管理やストーマ管理、褥瘡管理を必要とされる患者さんにはご自宅へ訪問し、管理状況を確認し話し合うことで、円滑な調整ができるように配慮しています。患者さんやご家族が少しでも安全に安心して生活を送れるよう全力でサポートしています。

(西4病棟担当薬剤師)

私たちの想い〜腹膜透析や排泄ケアの自立を叶えたい!~

当院は人工透析室を有しており、病棟と連携して情報を共有することで透析治療を受けられる患者さんが少しでも安楽に過ごすことができるように努めています。腎・泌尿器疾患を患っている患者さんの排泄に関するデリケートな悩みに寄り添い、自己管理ができるよう支援させていただいております。また、高齢の患者さんの介護を担うご家族の負担が少しでも軽減できるように、生活に合わせた福祉サービスを考え、情報提供をさせていただきます。私たちは、医師や多職種との連携を強化し、患者さんとご家族が退院後も安心して楽しみを見つけながら日常生活を送ることができるよう支援していきたいと考えているので、いつでもご相談ください。