序章~府中ラジエーションハウスとは~

みなさん、ドラマ「ラジエーションハウス」をご存知でしょうか?放射線科医と診療放射線技師を主役としたお話で、私たち自身も実際の現場と照らし合わせながら視聴させていただきました。では『府中ラジエーションハウス』は、どのような仕事をしているのでしょうか?

一つずつ紐解いていきましょう。

第一章~府中ラジエーションハウスの業務内容~

診療放射線技師の業務は様々な部門に分かれています。

やはり一番馴染み深いのが、胸部や骨を撮影するレントゲン(一般撮影)、バリウムを飲み四方八方に体位変換をしながら行う胃透視検査ではないでしょうか?また、あらゆる方向から数秒で身体の情報を得ることができるCT検査、撮像中に工事現場のような音がするMRI検査、放射性医薬品を人体に投与しそこから放出される放射線(ガンマ線)を画像化する核医学検査などがあります。

また放射線と聞くと『怖いイメージ』があるかも知れませんが、がん細胞に放射線を照射し、がんを治療する放射線治療も我々の業務となります。他にもたくさんの検査がありますが今回はこの辺りでおいておきます…

第二章~勉強が出来るラジエーション~

府中病院では、各々の専門性を高めるために認定取得を推奨しています。専門性を高めることで質の高い検査を実施し、診断に有用な画像情報を提供できるよう日々切磋琢磨しています。

最終章~繋がるラジエーション~

私たちの業務は、他の医療スタッフ(医師や看護師、コメディカル)とともに行う検査・処置が多く、連携が大変重要となっています。コミュニケーションを取り合うことで円滑かつ安全に業務を進めることができ、患者さんの不安や負担を軽減することにも繋がります。府中ラジエーションハウスは患者さん・医療スタッフとのコミュニケーションを大切にしながら業務を行っています。

みなさん、本日は『府中ラジエーションハウス』が普段、どのような仕事をしているのかを知っていただけましたでしょうか?少しでも診療放射線技師の仕事に興味を持っていただけると嬉しいです。お読みいただきありがとうございました。