人工透析室のご紹介
人工透析室では、腎不全保存期から患者さんに残腎機能保持の指導を行ったり、透析療法の選択を支援しています。透析治療導入後は、血液透析や腹膜透析といった治療を行っています。
人工透析室は、南透析室39床、東透析室35床の合計74床あり、約250名の患者さんに治療を行っています。血液透析導入後は、身体症状だけでなく、血液検査やレントゲン結果、内服薬などの情報から、ライフスタイルを考慮し、無理のない範囲での水分・食事管理を提案しています。また、透析時間や除水量なども患者さんと一緒に考えています。
腹膜透析導入後は、患者さんの体調の変化やトラブルに迅速に対応しています。来院時にはチューブの状態や廃液の観察を行い、自宅でもケアが継続できるよう観察ポイントを指導しています。
最後に人工透析室では、医師、臨床工学技士、管理栄養士など多職種と連携して、患者さんのセルフケアを高め、QOLの向上をめざした看護を実践しています。