先輩からのメッセージ

Q:どうして理学療法士になろうと思ったのですか?

A:小学生の頃からスポーツをするのが好きで、体作りをすることに興味がありました。そして人の体について勉強するような仕事に就けたらいいなと高校2年生の頃考えていました。学校の先生に相談したり、自分で調べたりするうち「理学療法士」という仕事を見つけました。いずれは、どのような領域でも活躍できる理学療法士になりたいと思います。

Q:仕事でやりがいや楽しさを感じる時はどんな時ですか?

A:患者さんと一緒に練習をした後、感謝されたり、頼られていると感じられる時に責任を感じながらも、仕事に対する喜びを感じています。

Q:これから理学療法士を目指す学生さんに一言!

A:患者さんが悩んだり、不安でおられたりする時に、安心して、頼ってもらえるような「理学療法士」になれるように、毎日がんばってもらえたらと思います。

一日の業務の流れ

新人教育制度

キャリアパス

当院を含め、当法人の全てのリハ関連職を対象とした教育システムを運用中です。スタッフが主体的に参加でき、平等で有意義な教育機会を経験できるようなシステムを目指しています。新人教育カリキュラム、法人リハ部門研究・研修グループ、法人本部主導の社会人研修などによって、積極的にキャリアアップに取り組める環境を作りたいと考えています。

新人教育

当院を含め、当法人では、4つの病院、3つの介護老人保健施設、3つの介護老人福祉施設で、平成28年4月現在、121名のPT、70名のOT、30名のSTが働いています。 新卒のスタッフに対し、約2ヵ月のカリキュラムを組んで法人施設合同の新人研修を実施しています。

法人リハ部門 研究(勉強会)グループ

法人リハ部門として、施設・職種横断的な研究・勉強会グループを立ち上げ、専門分野の知識・技術の習得をめざします。平成28年3月現在、10グループが存在し、グループごとに活動をすすめ、年3回の全体研修で数グループずつ活動成果を発表します。研究(勉強会)グループへの参加は経験2年目からとし、活動可能であれば複数グループへの参加も可能です。参加するグループの選択は自由(個人責任)としています。

各種承認事項など

  • 疾患別リハビリテーション料

心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)/ 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)/ 廃用症候群リハビリテーション料(Ⅰ)/ 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)/ 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)

  • がん患者リハビリテーション料
  • 回復期リハビリテーション病棟入院料1(詳しくはこちら
  • 体制強化加算
  • 休日リハビリテーション提供体制加算
  • 泉州地域リハビリテーション地域支援センター(詳しくはこちら
  • 脳卒中地域連携パス(泉州版)事務局(詳しくはこちら

改善活動(QC活動)

QC(Quality Control)サークル活動は、職場の第一線で働く人々が継続的に製品・サービス・仕事などの質の管理・改善を行うことです。よりよいリハビリテーションを実施するために、毎年テーマを決め、サークル活動を行っています。

平成29年度 カルテ業務の効率化とワークライフバランスの改善

カルテ業務の効率を向上させることで、カルテ記載内容を充実させながらも仕事にかかる時間を減らすことに挑戦しました。

平成28年度 看護とリハ専門職の連携強化

看護部がみて、患者さんのADL向上や転倒のリスクを軽減させるための有益な情報伝達の方法について改善に取り組みました。

平成27年度 入院時訪問指導のシステムの確立

回復期リハビリテーション病棟において、患者さん個別の生活環境や習慣、価値観に応じた効果的な訓練ができるように、入院時訪問のシステムを確立させる取り組みを行いました。

安全

それぞれのセラピストが関わった事象を、電子媒体を活用し、部署全体で共有できるシステムを利用しています。それをもとに毎月、セラピスト全員でカンファレンスを実施し、安全な理学療法・作業療法・言語聴覚療法の実施につなげています。分析にはRCA分析を採用しており、事象の真因を分析することで、業務改善に部署全体で努めています。また日頃からセラピストのリスクセンスを向上させることが、安全な理学療法・作業療法・言語聴覚療法の実施には重要です。そのための取り組みとしてeラーニングや、シミュレーションを通した勉強会の開催を行っています。

事例検討会、伝達講習

理学療法室、作業療法室、言語聴覚療法室それぞれ月1回、事例検討会を実施しています。また、学会や講習会の伝達講習も積極的に実施しています。さらに、それぞれの専門職合同での事例検討会も実施しています。セラピスト1人だけでは得られない、幅広い視点を共有したり、異なる専門職の共働や相乗効果が得られるように努力しています。

地域・他職種連携

  • 地域連携パス
  • 多職種カンファレンスの実施
  • 委員会への参加

院内の各種ワーキングチームや委員会にも参加し、リハビリテーション専門職として、役割の一端を担っています。

安全対策ワーキングチーム

部署内医療安全に関する対策を検討、各スタッフへの周知、院内各部パトロールなどに参加しています。

感染管理ワーキングチーム

部署内感染管理に関する対策を検討、各スタッフへの周知を実施しています。

がん診療運営委員会

がん診療運営における総合的な対策の検討に参加しています。

緩和ワーキングチーム

緩和医療に関する諸事情について検討。対象者への回診に同行し、疼痛緩和やポジショニング、運動などについて助言しています。

褥瘡委員会

褥瘡管理に関する諸事項を検討。褥瘡発生者対象の回診に同行し、エアマットや車椅子クッション選定、ポジショニングなどについて助言しています。

NSTワーキングチーム

栄養管理に関する諸事項を検討。回診に同行し、摂食状況を言語聴覚士の立場から他スタッフに伝達しています。

嚥下ワーキングチーム

嚥下管理に関する諸事項を検討。現在、誤嚥性肺炎予防のため口腔ケアマニュアルを作成しています。

呼吸器ワーキングチーム

呼吸器管理に関する諸事項を検討。人工呼吸器装着者対象の回診に同行し、体位変換やポジショニングなどについて助言しています。

排尿ケア委員会

排尿ケアとは、下部尿路機能障害を有する患者さんに対して、病棟でのケアや他職種チームの介入による下部尿路機能の回復のための包括的排尿ケアのことです。排泄に関わる動作や生活習慣について助言しています。

認知症ケア委員会

認知症のある患者さんの生活が制限されないように配慮し、より早く住み慣れたお住まいに帰れるように関わっています。

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