初期臨床研修責任者より
府中病院は、南大阪における基幹病院として、地域にしっかりと根をおろした急性期総合病院です。
地域医療支援病院として、24時間救急体制をはじめ多様化するニーズに応え、「愛の医療と福祉の実現」「地域と職員と共に栄えるチーム」「Yu・ki・to・do・ku ゆき届いたサービス」を理念として、患者さんや地域医療機関にとってより安心・信頼できる医療を提供しています。
当院では初期臨床研修制度が始まって以来16年、160名以上の初期研修医を育成してきました。
われわれが目指しているのは、確かな知識と技術を持ち、そして患者さんを全人的に診ることのできるモラルのある医師を育成することです。そのためには基礎となる初期臨床研修が非常に重要と考えており、病院をあげて取り組んでいます。有意義かつ快適な臨床研修を受けていただくためには、1.綿密な研修プログラム 2.充実した指導体制 3.豊富な症例数 4.快適な研修環境 が不可欠です。
1.綿密な研修プログラム
2.充実した指導体制
当院では7年目以上の常勤医が85名でそのうち指導医養成講習会を受けた指導医が64名と各科に経験豊富な指導医が揃っています。これら指導医が行うモーニングレクチャーでは、各診療科で必要とされる基礎知識の整理や最新の知見を学ぶ事ができます。また、研修医の要望に応じたCV挿入、挿管、縫合などのスキルアップ講習会の開催や、定期的症例発表を通して、プレゼンテーションのスキルアップ指導が行われます。医師のみならず看護、コメディカルを含め病院全体で熱意を持って研修医の養成にあたっています。
3.豊富な症例数
救急部門研修以外にも当直や2年目での初診外来研修を通じて数多くの症例を経験することができます。ただ症例を経験させるだけでなく、指導医による適切なフィードバックを施すことでプライマリーケア能力を確実に身につけることができます。
4.快適な研修環境
当院では研修医が使用する個人デスクとは別に、臨床研修室を設置し、研修医どうしの情報交換の場として、また上級医と気軽に会話できる場として、時には体を休めることもできるくつろぎの空間として使用しています。そこには研修医をサポートするための専属の事務員が3名常在しており、研修がスムーズに行えるようにお手伝いしています。
当院は2015年9月にNPO法人卒後臨床研修評価機構による臨床研修機能評価を受審(更新受審)し、「認定4年間」の評価を受けました。今後もより良い初期研修を提供できるようにさらに努力していきたいと考えています。
研修環境の紹介
医師研修センターは、研修医みんなの共有空間です。室内には、研修医向けの書籍・雑誌を揃えた図書棚、インターネット環境も整っています。手技等の練習器具類も設置しており、空き時間には指導医の先生と一緒に手技練習をする研修医も。体調管理も大切です。風邪をひいたり体調が良くない時もあります。そんな時は、無理せず身体を休めることができる環境です。
研修医だけが利用する部屋ではなく、各科の先生も気軽に立ち寄ってくれるような部屋です。初期研修医、後期研修医、各科の先生が一緒に集える、そんな和やかな雰囲気のあるお部屋です。研修科に関わらず、様々な診療科の先生とコミュニケーションが図れます。
医局 : 研修医の個人デスクは診療科の先生方と同様に医局内へ配置されています。 デスク間はパーテーションで仕切られており、落ち着いてデスクワークに取り組めます。ノートパソコンも各自専用のものが貸与されます。
レクチャー
研修医の症例検討会や、各診療科から研修医向けに実施されるレクチャー等は定期的に実施しています。
以下のモーニングレクチャーやランチョンセミナーは毎週開催されています。他にも、院外の先生を招いての講演会や勉強会も多数開催しておりますし、院内CPCでも研修医が発表に携わったりと、様々な場で参加してもらいます。
モーニングレクチャー
毎週火曜日の早朝に実施される、約1時間程度の研修医向けレクチャーです。年間をとおして全診療科からのレクチャーを受けることになります。
ランチョンセミナー
隔週水曜日のお昼時には研修医の症例発表会が開催されます。発表準備そして当日の発表は研修医が主体となって取り組みます。開催時には、各科の先生方も時間の可能な限り参加してくださり、発表後には研修医との質疑応答も。 参加者は平均して総勢50名。経験を重ねていくことで、学会発表でも対応できる力を培います
研修関連施設
協力型臨床研修病院
研修協力施設
2024年度初期臨床研修医 募集要項
当院は、医師法第16条の2第1項に基づく厚生労働大臣の指定する臨床研修指定病院として下記のとおり研修医を募集いたしますので、ご希望の方は出願手続をお取りください。
※募集のながれについてはこちらをご覧ください。
プログラム名称 | 府中病院臨床研修プログラム( 番号:030776402 ) | |
研修期間 | 2024年4月1日より2年間 | |
研修内容 | 厚生労働省の基準を満たす府中病院研修プログラムによる2年間の総合診療研修 | |
募集人数 | 6名 | |
応募資格 | ※医師臨床研修マッチングプログラム参加者 | |
上記の条件を満たし、および以下のいずれかに該当する者 | ||
1)2024年医師免許取得見込み者(国家試験合格後正式採用)、第118回医師国家試験受験者 | ||
2)医師免許取得後1年未満の者 | ||
応募書類 | 下記 1)、2)、3)の書類を添えて申込締切日までに送付すること | |
1) 履歴書 ※ 記入例はこちら | ||
2) 初期研修申込書 ※ 記入例はこちら | ||
3)成績証明書 | ||
※履歴書・初期研修申込書は府中病院指定の書式です。 応募書類は上記からダウンロードしてご利用いただけます。 郵送案内をご希望の方は問い合わせ先の担当者までご連絡ください。 |
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応募宛先 | 〒594-0076 大阪府和泉市肥子町1丁目10番17号「府中病院 医師研修センター」宛て ※必ず「府中病院 医師研修センター」宛てで郵送すること。 |
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申込締切日 | 2023年7月25日 ※当日消印有効 | |
選考基準 | 筆記試験・面接試験 | |
採用試験実施日程 | 筆記試験および面接試験は同日程にて実施いたします。 以下の試験実施日程から希望する試験実施日程の第一希望・第二希望・第三希望を履歴書の試験希望日記入欄にご記入ください。 試験日程は履歴書の到着順に組ませていただきます。 |
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8月1日(火) | 午後1時00分~午後5時00分 | |
8月2日(水) | ||
8月8日(火) | ||
8月9日(水) | ||
8月15日(火) | ||
8月16日(水) | ||
8月22日(火) | ||
8月23日(水) | ||
※試験日程は履歴書到着の順番を優先いたします。 書類到着後に事務局からメールにてご案内をいたします。 また、希望日に添えない場合もございますのでご理解ください。 ※必ず履歴書にメールアドレスを記載し、メールの確認を行ってください。 |
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処遇 | 1)身分:常勤職員(正職員)(2年間の研修契約) | |
2)給与 | 1年次2年次ともに、基本給350,000円/月(別途 当直手当、賞与等 法人規定に準ずる) | |
3)宿舎 | 有り 単身用(家賃補助あり) 世帯用要相談 | |
4)各種保険 | 健康保険、厚生年金保険、雇用保険、適用 | |
5)その他 | PC・診察衣貸与 | |
問い合わせ | ご不明な点や何かございましたら以下の担当者までお気軽にお問い合わせください。 | |
府中病院 医師研修センター 担当:大西・ 相宅 ・ 仲川 | ||
〒594-0076 大阪府和泉市肥子町1丁目10番17号 | ||
0725-43-1234(代) | ||
メールでのお問い合わせはこちら |
募集の流れ
府中病院へ応募される方は下記の応募手順に添って応募手続きを進めてください。
※ 募集要項を必ずご確認ください。
1.「応募手続き」の項目書類 1.履歴書、2.初期研修申込書、3.成績証明書 をご準備ください。(※1、2は当院規定の様式です。ダウンロードしてご準備ください。)(こちらから郵送も承ります。ご希望の方は下記担当者までご連絡ください。)
2.上記の書類(履歴書・初期研修申込書・成績証明書)を期日までに指定の宛先へ郵送してください。
※申込期日:2023年7月25日(消印有効)
申込宛先 〒594-0076 大阪府和泉市肥子町1丁目10番17号 府中病院 「医師研修センター」 宛て
3.履歴書が医師研修センターに届きましたら担当者から応募者本人へ連絡をいたします。
※履歴書に記載の連絡先にメールを送信いたしますので誤記載の無いようにお願いいたします。
以上が応募の手順です。以下の注意事項もご確認ください。
※ 書類到着後に担当者から応募者本人へメール連絡をいたします。履歴書に記載された試験希望日程をもとに日程調整を行いますので、必ず希望日程はご記入ください。なお、試験日程は履歴書の到着順に組ませていただきます。ご希望に沿えないこともございますのでご了承ください。
ご不明なこと等ございましたら下記担当者までお問い合わせください。