あっという間の3カ月
早いもので、私がこの病院で研修をスタートしてからもう3ヶ月が経とうとしています。天然パーマの大敵、梅雨が始まり、毎日おっくうな気分と戦っています。
さて、私が大学6年生の時に憧れた府中病院での研修生活を、この身をもって体験でき、改めて感じられたことが2つあります。
まず1つ目に、ともに働くスタッフの方々が、とても優しいです。この3カ月で様々な職種の方が提供する医療を間近で見ることができましたが、自分のことよりも患者さんのことを考える姿勢と心遣いに、日々感動しています。このようなスタッフがそろっているため、私達研修医への対応も優しさに溢れています。朝早くからや夜遅くまで勉強会や講義をしてくださる指導医の方々、仕事がわからない時に自分の時間を割いてまで助けてくれる看護師の方々、個性豊かな研修医達の面倒をどこまでもみてくれる研修センターの方々。その他にも、多くの方々が研修医をサポートしてくださり、間違いなく私の励みになっています。
2つ目に、研修医の先輩方と同期の仲間たちが多く、心強いです。研修医室という、研修医のためだけのスペースにいる先輩にお話を伺えば、ほとんどのことは解決します。また、同期の仲間と科ごとの特徴や業務内容をシェアすることで業務がスムーズに行えますし、当直でみた症例を教え合うことで、初期対応における自分のスキルを飛躍的に高めることができます。実際働いてみると、同期の仲間が多くてよかったと感じることが本当に多いです。もちろん、仕事後に飲みに行くこともあり、いい気分転換になっています。
最後になりましたが、府中病院で働くスタッフの“雰囲気”はとても魅力的です。ただ、その“雰囲気”はウェブサイトを見ていても伝わらないと思います。少しでも興味があれば、ぜひ一度いらしてください。その身をもって体感していただける日をお待ちしています。