1年目から段階的に学べる環境

研修医として働きはじめてから1年近くが経とうとしています。1年目の研修が終わろうとしている中、より責任の重い2年目の研修に対する不安はありますが、日々多くの新しいことを学び、楽しく研修しています。 府中病院はJR阪和線和泉府中駅より徒歩3分の場所にあり、天王寺からも電車で20分とアクセスの良い病院です。一般病床380床の病院であり、内科、外科、急病救急部をはじめ、脳神経外科や整形外科、皮膚科などもあるため、多くの疾患を学ぶことができます。地域の開業医の先生方からの紹介も多く、Common diseaseをたくさん学べる一方で、日本で10数例しか報告例がないような珍しい疾患に遭遇することもあり刺激が多いです。また、上級医の先生方は丁寧に指導してくださいますし、職員の方々は非常に優しく、フレンドリーな方が多いため、楽しく働くことができます。病棟のルールや初歩的なこと等入職当初は分からないことが多く、職員の方々がその都度指摘しサポートしてくださることに何度助けられたかわかりません。また、入職時の研修等を通して他職種の方々とも接する機会が多く、その後も飲み会やスポーツを通して交流があります。

府中病院は一次・二次救急に対応している病院であり、ローテートしている診療科に関係なく、夜間は1年を通して内科当直をしています。当直勤務も最初の頃は上級医の先生方のサポートといった状況でしたが、夏頃からは救急車のファーストタッチを任せていただけるようになり、1月以降の今の時期はより主体的に診療する機会が多くなりました。上級医のサポートはあるものの、2年目になればほとんど一人で救急対応をしなければならず、また初診外来もあるため、1年目の今のうちから段階的に学べるような環境を作っていただいています。また来年度への不安を抱える私達に対して、上級医の先生方や2年目の先生方はいつでも相談にのってくださいます。研修医ルームでお喋りしたり、時には飲み会を開いたりと、先輩の先生方との距離が近く、気軽に話せる環境があることは府中病院の魅力です。
学生の皆さん、ぜひ一度見学に来て病院の雰囲気を感じ、研修医たちの生の声を聞いてみてください。心よりお待ちしています。