回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟が中心の地域包括ケア拠点病院になります
2024年12月1日(予定)、地域医療構想に基づき、府中病院と泉大津市立病院は機能を再編・統合いたします。それに伴い、高水準の医療提供が可能な高度急性期病院として泉大津急性期メディカルセンターを、現在の府中病院は、回復期リハビリテーション病棟と地域包括ケア病棟が中心の地域包括ケア拠点病院へと役割を変え、それぞれが専門性を高め、安全で安心な医療提供をめざします。
「患者さんを家に、そして支える」
5つのサービス(医療・介護・介護予防・生活支援・住まい)を総合的に提供し、各々の状態に即した地域包括ケアシステムを提供できる駅前複合施設をめざします。
「その人らしく ― be yourself ―」
住み慣れた地域で能力に応じて自立した生活を続けていただくことをめざします。
府中病院の役割
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不安なときにいつでも受診ができるかかりつけ外来医療体制
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急性期治療を経過した患者さんへ在宅復帰に向けた治療やリハビリを提供
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自宅や施設入所からの高齢者救急を受け入れる体制
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地域の健康を支えるリハビリ機能
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地域の生活を支える在宅支援機能(訪問診療・訪問リハビリ、訪問看護・訪問介護は法人関連施設と連携)
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地域の生活支援や介護相談などの相談機能体制
外来診療科のご紹介
内科 / 肝臓内科 / 糖尿病内科 / リハビリテーション科 / 眼科(アイセンター)/ 泌尿器科(透析センター)/ 訪問診療
内科
不安なときにいつでも受診ができるかかりつけ医機能(高齢者外来・救急)
文章・・・・・文章・・・・されるようサポートしていきます。
糖尿病内科
糖尿病を中心に生活習慣病(高血圧症、脂質異常症、肥満症など)の治療、合併症進展防止および予防に取り組みます。
外来および病棟にて、医師(日本糖尿病学会認定専門医、同指導医)、糖尿病療養指導士を含む看護師、管理栄養士、薬剤師によるチーム医療を行います。また、外来および入院患者さんに対して、定期的に糖尿病教室を開催し、日常生活における食事療法や運動療法、必要に応じた薬物療法を継続されるようサポートしていきます。
リハビリテーション科
病気により生じた神経系や筋骨格系の異常のために、移動や身の周りの動作、コミュニケーション、摂食嚥下などが障がいされた患者さんに対し、失われた機能を最大限回復するよう促す治療や残された機能を最大限に引きのばす治療を行い、患者さんが住み慣れた地域に戻っていただくための援助を行います。
眼科(アイセンター)
府中病院の眼科部門が独立した「府中アイセンター」は、エキシマレーザーやフェムトセカンドレーザーなどの先進医療機器を導入し、正確・安全を担保した診療を行っていきます。白内障手術においては一般的症例から難易度の高い症例まで対応し、なおかつ多焦点眼内レンズにも対応いたします。また、日本では選別された施設でしか導入されていないレーザー白内障手術装置を設置しています。この装置により、安全性と正確性が格段にアップし効果を最大限に発揮することができます。硝子体手術全般(黄斑円孔・黄斑上膜・増殖糖尿病網膜症・硝子体出血など)も多数対応し網膜剥離、急性緑内障発作、術後眼内炎、網膜動脈閉塞、眼外傷など、緊急を要する紹介症例には迅速に対応いたします。
泌尿器科(透析センター)
現役世代の働く透析患者さんを支援する深夜やオーバーナイトの導入?
慢性腎不全に対する透析治療【透析ベッド数74床】
腎不全の方は本来尿中に排泄されるべき尿毒素が体内に蓄積するため放置すると生死にかかわります。泌尿器科(透析センター)では、体内から血液を取り出し機械で血液中の尿毒素を除去する血液透析と腹腔内に透析液を貯留して尿毒素とともに取り出す腹膜透析を行います。
透析患者さんは種々の合併症を持たれておりますので、他科や泉大津急性期メディカルセンターの協力を得て総合的に患者さんのQOL(生活の質)を中心に考えた、より良い治療を目指します。
病棟のご紹介
地域包括ケア病棟
在宅復帰をめざす方の治療と支援をする病棟
ご自宅や施設で体調が悪くなった方や急性期治療が終了したものの退院後の生活が不安な方、もう少しリハビリテーションを受けたい方など、疾患を問わず、在宅復帰をめざす方はどなたでも受け入れできる病棟です。疾患に対する治療はもちろん、在宅復帰を支援するためのリハビリテーションを提供します。
回復期リハビリテーション病棟
集中的なリハビリテーションを提供する病棟
脳卒中などの脳血管疾患や大腿骨や脊椎などの骨折の急性期治療が終了した患者さんを受け入れます。多職種によるチームで質の高いリハビリテーションを提供し、無理のない早期の在宅復帰をめざします。退院後には関連施設や地域の病院、施設などと連携し、退院後の生活を支援します。
病床数
80床(2024年12月1日)
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地域包括ケア病棟 40床
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回復期リハビリテーション病棟 40床
167床(2025年冬頃予定)
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地域包括ケア病棟 78床
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回復期リハビリテーション病棟 73床
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NASVA病棟 16床
予定
特徴・設備など
透 析 | 74床 |
手術室 | 4室(うちアイセンター3室) |
在 宅 | 訪問診療・訪問リハビリ、訪問看護・訪問介護は法人関連施設と連携 |
設 備 | CT・ MRI・ X線透析装置 ・ X線一般撮影・ 超音波装置 ・ 心電図 ・ 血圧脈波検査装置(ABI)・ 骨密度測定装置・ MELTZなど |